心地よい風の吹く中、運動場で朝礼を行いました。初めに校長先生より市交通安全協会からの分団長と副分団長への辞令伝達を行いました。師勝小の分団長、副分団長中心に安全な登下校をしていきましょう。
続いての校長先生のお話は、緊急事態宣言の延長や熱中症対策、「当たり前のことがしっかりできる師勝っ子10」から『人の話をしっかり聞く(聴く)』について、児童に質問を投げかけ、対話する形で進められました。
以下、校長先生のお話の内容です。
緊急事態宣言は5月31日まででしたが、延長されましたね。いつまで延長されたか知っていますか。朝の登校時や外遊びの他、この緊急事態宣言中は、特に気を付けるという意味で、3時間目の放課に全校一斉で手洗いをしていますね。本当によくがんばっていますね。
新しいウイルスは、この手洗いの他、換気、空気の流れが大切です。教室の換気もしっかりしましょう。
次に、熱中症への対応も気を付けていかなければいけません。皆さんの後ろにあるテントは何のためにあるか分かりますか。体育の時間や外遊びのときに、日かげで休憩しながら、体調にも気を付けてください。また、マスクをしていますので、のどの渇きを感じづらいかもしれませんが、自分で決めて積極的にお茶やスポーツドリンクを摂るようにしましょう。マスクは運動の状況に応じて、外してください。
(30秒の休憩をはさみ)
今日は一つだけ、お話をします。
この緑色の掲示物、何か分かりますか。教室や廊下に掲示してある「当たり前のことがしっかりできる師勝っ子10」です。これは昨年から、皆さんと先生たちで話し合って決めた内容ですね。これは何と読みますか。「聞く」、そうです、「きく」ですね。7番目に「人の話をしっかり聞く」という目標がありますね。先生や友達の話はしっかり聞けていますか。「聴く」カッコで書かれています。同じきくでも漢字が違いますね。「聴く」は人の声を大きな耳でしっかり聞き、目で話している人を見て、相手の気持ちや心に思いやり、なぜ友達がそう言っているのかまでも考えながらきくことです。先ほどの「聞く」というレベルより一段上のステップです。このことを意識できると、人として、さらなる成長につながることでしょう。一度考えてみてください。
今日も一生懸命に話を聴いてくれてありがとう。
最後に生活委員の児童と週番の先生から月訓、週訓についてお話がありました。今月の月訓は「思いやりをもって生活しよう」です。あたたかい言葉を使って相手を思いやった伝え方ができるように心がけていきましょう。