本日は、台風による校舎回り、学校周辺の被害の確認、また、運動場に釘等の危険物がないかの確認を職員で行いました。

　東尾張地区の代表として、県大会に出場しました。地区大会金賞、県大会出場が目標であった吹奏楽部にとって地区大会終了したあとの１週間は、「納得の演奏をすること」を目標に頑張ってきました。そのために、部員でもう一度、曲の物語を強化したり、録音などを聴き、気付いたところを直したりしました。結果は、銀賞でしたが、県大会の演奏は、まさに、ベンスルダトゥの人生を表現したかのように表現豊かな天神サウンドを響かせることができ、立派でした。文化祭でも披露しようと思っているので、「聴いている人、吹いている部員自身の心に響く演奏」をモットーに部員全員で頑張ろうと思います。
　保護者の皆様には、朝早くから弁当の準備、送り出し、さらに、豊田まで聴きに来てくださり、ありがとうございました。

　

「Ｆｉｇｈｔｉｎｇ　Ｓｐｉｒｉｔ」
この言葉を胸に、２年半戦ってきました。

　入部当時は、コロナ禍真っただ中で、十分に練習時間も確保できなく、練習試合に出ていくこともできない中での始まりでした。入部してから、初めてラケットを握る生徒も多く、決していいスタートではありませんでした。しかし、地道にコツコツと練習し、部活動がない日も自分たちで場所を確保し練習するなど、本当に卓球が好きな子たちでした。
　
　時には、部活動のメンバーで学習コンクールのために勉強をしたり、仲間同士で意見が食い違い言い合ったりする場面も多々ありました。度重ねる壁を何度も何度も仲間と乗り越えてきました。その度、絆が強くなり、そして、自信へとつながっていきました。むかえた最後の大会。天神中には「絶対的エース」がいません。誰かが負けた穴を、誰かが埋めてくれる。これが天神中男子卓球部の強さでした。西春日井支所大会を勝ち進み、愛日地区大会も勝ち上がり、この大舞台に来ることができました。
　
　結果は、県大会１次リーグ敗退。あと一歩で県ベスト８でした。後悔がないと言ったら嘘になりますが、でも、本当に最後まで「全員卓球」で戦うことができました。観客席からの応援もしっかり届きました。これで、本当に引退です。ここまではチームみんなで一つの目標にむけて戦ってきましたが、ここからは個人戦です。自分の夢に向かって、悔いなく戦い続けてほしいと思います。君たちなら必ずできる。そう信じています。

　最後になりましたが、こんな素晴らしい舞台につれてきてくれて本当にありがとう。君たちが大好きです。引退まで誰一人欠けることなく引退できたのも誇りに思います。
　そして、保護者の皆様、ここまで２年半、天神中男子卓球部にご理解・ご協力いただき、大変感謝しております。無事、卒業できるよう、今後も彼らに寄り添い最後まで指導していきたいと思います。本当にありがとうございました。