新しい年度を迎え、気持ちも新たにスタートを切ることになりました。
　今、教育界では、いろいろなことが議論・検討されていますが、先ず目の前にいる子供たちを大切にし、きちんと育てることに全力を傾注していきたいと思います。子供の能力や可能性を引き出すためには、教師自身が「ロマン」と「ビジョン」を持つことが大切かと思います。このロマンとビジョンが心の張りとなり、軽快なフットワークを保持することになり、同年代の人たちよりも躍動感が伝わってくるのではないでしょうか。私自身、１年１年、体は歳を重ね、顔には年輪（皺）が、頭には白いものが目立ってきましたが、気持ちだけは、いつも青春したいという心を忘れないように努めています。
　そのためには、日々情熱を持って地道な教育活動に邁進することが、もっとも大切なことであると思います。子供が思うように変容しない、期待通りの結果・答えが出ないときには、大きな壁を感じることもあります。そんなときには、「はやるな　あせるな　いらだつな」と自分を諫め、努めて明るく振る舞い、じっと周りの自然界の移ろいを眺めて策を練るように努めています。
　「子供のことが好きだ」「教えることが楽しい」という教師の初心を忘れず、明るく、地道に教育活動を進め、今日的な教育活動を克服していきます。家庭・地域社会の協力なくして栗島小学校の教育はありません。本年度も格別のご理解・ご協力をお願い申し上げます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　栗島小学校　校長　伊藤啓勝　　

　渡邉亘宏（わたなべのぶひろ）先生
　このたびの異動で、熊野中学校から参りました渡邉亘宏です。
　子どもたちと共に、汗を流しながら、充実した学校生活が送れるよう努めていきます。
　よろしくお願いします。