最新更新日:2024/05/23
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師勝西小 合言葉 「あ」あいさつを大切にする 「い」いのちを大切にする 「ち」ちえを育む

3学期始業式 校長あいさつ  210105 お正月の由来と目標

 おはようございます。新しい年になって初めてのあいさつですから、私が「明けましておめでとうございます」と言うので、皆さんは短く「おめでとうございます」と言ってください。  皆さん「明けましておめでとうございます」
短い冬休みでしたが、楽しく過ごせましたか。冬休み中に大きな事故や事件がなく新しい年、そして3学期を迎えることができてとてもうれしいです。

 ところで、なぜ「明けましておめでとうございます」と言うのでしょうか。考えたことがありますか。校長先生は、小学2年生のとき不思議でたまりませんでした。 でも、その時は「お年玉をもらえるし、お祝いだし、餅も食べられるし、嬉しいことだし、まあいいか」と思っていました。でもずいぶん後になって、調べてみました。
 正月の漢字「正」は、ただす・あらためる・きちんとするという意味です。
 お正月は今から1500年ほど前、仏教が伝わるより前にあった一番古い行事だそうです。日本でのお正月は、新年に幸せを授ける年神様を家に迎えるためにできたのです。そして、子どもや孫が幸せになるように願い、門松や注連縄(しめなわ)鏡餅(かがみもち)、おせち、お年玉などの正月行事ができました。
 年の神様は元旦に日の出とともにやってきて(これが初日の出)、門松は目印、私たちに新しい年の魂を分けてくださる(これが誕生日)と考えられており、年神様の御魂が宿った餅玉(これが鏡餅)を分けたり(これがお年玉、昔はお金ではなくお餅だった)、食べたり(これがお雑煮)することで新しい年を生きる力をもらい、供物(これがおせち)を年神様と共に頂いて(祝い箸でおせちや雑煮を食べること)幸せを授かるとされているようです。昔は数え歳といって、元日に一斉に年をとったので、年神様から新しい魂を授かるという意味だったそうです。
 こういった由来から、正月を迎えることが特別な意味をもち大変めでたいため、新しい年に「明けましておめでとうございます」と挨拶を交わし、無事に年を越せた感謝と新年の希望を込めて、正月を祝うわけです。一つの節目ですね。
 「あけましておめでとうございます」という挨拶は、1つ歳をとることができることのお祝いの言葉であると同時に、『芽出度い』とも書き、新春を迎え木の芽のように芽が出るという意味が込められているそうです。
 日本の伝統文化ですね。ぜひ、君たちリーダーは世界の新年行事も調べてくださいね。
新しい年を迎えて皆さんは、今年はこれをがんばろうという目標を立てた人も多いと思います。ぜひ目標を達成できるよう、芽が出るように続けてほしいと思います。
 3学期は1学期や2学期と比べて一番短い学期です。そして3学期はこの1年間のお勉強のまとめをすると同時に、来年度の準備をする時期でもあります。 
 1年生は4月に新しい1年生を迎えます。新しい1年生のお兄さん、お姉さんとしてお手本になれるように3学期の生活をがんばってほしいと思います。
 2年生は、自分のことはきちんとできるのは当然、係活動をして友達の世話もできるようにしましょう。
 3年生は、クラスのこと当番活動をしっかりやり、学級がまとまるように自分から考えましょう。
 4年生は、野外学習にむけ学年のことができるようにしましょう。
 5年生は6年生、最高学年として師勝西小の顔となります。全校のリーダーとしてふさわしい行動や言葉遣いができるようにしてほしいと思います。
 6年生は3学期が終わると中学生になります。残された2ヶ月余りの師勝西小での生活で、小学校生活のまとめをすると同時に、中学生になるための準備をしっかり進めて、3月の卒業式を迎えましょう。
 4月にはそれぞれの学年がひとつ進級をします。
 今年2021年は、新しい希望の年です。全校の児童と先生方が力を合わせて楽しい学級、楽しい学校を作っていきたいと思います。
 まだ寒い日が続きますが、寒さに負けず、コロナに気をつけて、笑顔あふれる3学期になるように過ごしましょう。これで校長先生のお話を終わります。

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