最新更新日:2024/06/10 | |
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なぜ今コミュニティスクールなのか☆コミュニティスクール制度説明会(8月21日)
愛知東邦大学から照屋翔大先生をお招きし、「コミュニティ・スクールとはーCS制度の意義と留意点」というテーマで、職員対象に研修会を行いました。
コミュニティ・スクール(以下CSと略す)とは何かから始まりました。CSの大まかな説明は下記をクリック! コミュニティスクールへ1 CSをめぐる政策動向や学校と地域、地域と子どもの関わりや課題など、なぜCS制度が導入されるのかをお話ししていただきました。 印象的だったのは、子どもの遊び場が変化し、地域の大人の生活環境で子どもが遊ぶ姿を見ることが減ってきた、ということです。CSは、子どもと地域との結びつきの希薄化の改善にもなるとのことでした。 CSを本校の教育活動の充実に結びつけるには、どんな子どもを育みたいか(目指す子ども像)を共有していくことが大切だそうです。 本校が目指す生徒像は下をクリック!学校運営協議会推進委員会で承認をいただいています。 <swa:ContentLink type="blog" item="39369">教育目標</swa:ContentLink> CSの取組には次の3つの機能があります。 (以下、照屋先生の資料より引用) ・地域をつくる まちづくり活動(地域行事、祭り)と連携させている例が多い。 ・地域にもどす 「おらが村の子ども」を育てるための取組(人口減少社会への対抗) ・地域に位置づく 子どもを媒介としながら、学校と地域がより密接な関係になる。 熊野中学校でCS制度をどういかしていくか、これから様々な方のご意見をいただき、検討していきたいと思います。 推進校に学ぶ☆CS推進校視察報告(8月17日)ご多用の中、アドバイザーになってくださった、同校の校長先生、教頭先生に御礼申し上げます。ありがとうございました。 それでは、丹陽中学校の取組を紹介します。 (1) 一宮市立丹陽中学校について ○ 住 所: 愛知県一宮市丹陽町三ツ井鬼ヶ島6 ○ 規 模: 学級数25、生徒数857、職員数58 ○ CS歴: 平成18年度より2年間、一宮市よりCS研究委嘱を受ける。平成20年度に学校運営協議会を発足させ、現在に至る。 (2) 丹陽中学校のCSの特色 ○ 組織のシステム作り ・ 「生涯教育振興会」という組織の核作り ・ 地域代表委員の選出方法の確定 ・ 持続可能なローテーションの構築 ・ 小中連携を考えた役員会の設置 *丹陽小・西小・南小の3小学校すべての児童が入学 ○ 小中連携 ・ 年3回の3小学校・1中学校合同の学校運営協議会の実施 ・ 小中同一歩調による計画・運営と、小中を越えた継続的な実践 ・ 小学校の活動に慣れること、中学校もそれを生かすこと ・ あいさつ運動・清掃活動・授業参観の小中共同実施 ○ 各領域部会のねらいと活動内容 ・ 学校教育部会→ 学校の教育力を高める 自主制作漢字・計算検定、授業参観 ・ 家庭教育部会→ 家庭の教育力を高める 中学生による小学校でのあいさつ運動 ・ 地域連携部会→ 地域との関係を深める 地域行事参加、ポスター・標語の協力 ・ 調査・広報部会→ 活動内容を伝える 地域アンケート10項目集約、「ゆめ通信」地域配布 ○ 市の支援 ・ 関係機関の紹介、組織作りの支援 ・ 各種ボランティアへの報酬支給 (3) 丹陽中学校のCSの成果と課題 ○ 学校の敷居が低くなり、保護者や地域の方々が出入りしやすくなった。教員とも遠慮なく意見を交換し合える関係づくりができた。学校も、地域も、お互いに狭い了見に捉われず、共に協力し合って発展させていこうとする雰囲気が醸成された。 ○ 生徒指導上の問題が多い学校であったが、保護者・地域の方々の理解と協力が進むことによって、問題行動が減り、学校全体が大変落ち着いてきた。 ○ 学区の3小学校の児童および保護者が丹陽中学校への入学に期待感をもつようになった。 ○ 地域の活動に参加し、貢献しようとする生徒が増えた。 △ 部活動をがんばる生徒が増えたが、学校全体として学力がなかなか向上しないという問題は解決されていない。 △ ついともするとマンネリに陥り、形骸化の傾向が感じられることがある。 △ 地域からの要望が増え、対処に困ることが出てきた。 この取組を参考に、CS制度を熊野中学校で生かす方策を推進委員会が中心となり、考えていきます。地域の皆様のご意見やご要望もいただけましたら幸いです。 |
北名古屋市立熊野中学校
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