最新更新日:2024/04/26
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師勝西小 合言葉 「あ」あいさつを大切にする 「い」いのちを大切にする 「ち」ちえを育む

20211101 朝礼 校長先生のお話

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 修学旅行に行きました、6年生はきちんと5分前行動や集団行動ができました。
 今日は時間にまつわるお話をしたいと思います。
 人の一生は限られています。人の平均寿命は2020年では女性が88歳、男性が82歳と言われています。平均すると85歳が寿命となります。
 あと2か月でお正月です。時間は大切ですね。1年は365日です。1日は24時間です。
 でも、どうして1日は24時間なのでしょう。なぜ、24なのでしょう。どうして10や100じゃないのでしょうか?これは、12という数字に大切な意味があります。
 私たちは時間とともに生きています。ふだん言っている、1時間、2時間というこの時間は、いったい何を基準(きじゅん)にしているのかを考えてみましょう。
時間は、地球の回転、くわしく言うと地球の自転を基準(きじゅん)にして決められたものです。地球はコマのように回転しています。このとき1回転するのにかかる時間があります。この時間をまず1日と決めます。時計のない大昔の人は、1日の時間をはかるために空の星を使いました。ある星が全く同じ所にふたたびやってくるまでの時間をまず1日と決めたのです。
 これをなぜ1日と決めたかは、それが一番自然だったからです。なぜなら、その星が2回まわる時間を1日と決めるより、1回まわる時間を1日とする方が自然だからです。
 1日の時間が決まると、次はその時間をいくつに分けるかが問題になります。現在はこの1日の時間は、24に分けられています。これも大昔に決められたことで、このときなぜ24という半端な数字にしたのかというのにも理由があります。
 この24という数字は、12を2倍した数字です。24の意味を知るためには、まず12という数字の意味を知らなければなりません。大昔、人間は月を見てカレンダーを作りました。月は満ち欠けをして、30日ほどでもとにもどります。つまり、1か月が約30日というのは、月を見てカレンダーを作った大昔の人の考えが残っているからなのです。それぞれ月の名前に新月・上弦の月・満月・下弦の月・そしてまた新月とくり返します。約30日で満ち欠けをくり返す月が、この満ち欠けを12回くり返すと、今度は1年になるのです。大昔の人はこのこともちゃんと知っていました。したがって、ものごとの区切りとして、12という数は非常に重要だったわけです。12鬼月みたいですね。そして、大昔メソポタミアという所に住んでいた人たちが、最初に時刻(時を刻む)を決めました。1日をいくつに分けるかというときに、この12という数字を使ったのです。1日を12時間に分けたのです。ところが、エジプトに住んでいた人たちは、1日をまず夜と昼に分けて、それぞれを12に分ける方法をとりました。すると、昼は12時間、夜は12時間で、1日は合計24時間になったのです。現在も1日が24時間なのは、この大昔のエジプト人が考えた方法が今でも使われてきたからなのです。これが1日はなぜ、24時間なのかの理由です。
 誰もが1日は24時間しかありません。でも、大人も子供も、男性も女性も、日本人もアメリカ人も地球に住んでいるものすべての時間は同じです。でも、楽しい時間はすぐに過ぎてしまい、たいくつな時間は進むのが遅い気がします。時間と時間の感じ方は、違います。楽しいと感じる時間がたくさんあると幸せですね。同じ時間なら、楽しい時間や嬉しい時間が多い方がいいですね。人が喜ぶ時間や人に楽しい時間、嬉しい時間をプレゼントできる人になれるといいですね。今が大切。
 未来のリーダー、世界のリーダーになる君へ「みんなが楽しく 幸せにすごせる いごごちのいい今を大切にする 師勝西小」をつくる人に育ってください。
 これで校長先生のお話を終わります。

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