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師勝西小 合言葉 「あ」あいさつを大切にする 「い」いのちを大切にする 「ち」ちえを育む

20230220 朝礼 未来をつくるのは君だ!

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 ソサエティー5.0の時代を知っていますか?これが未来の姿です
 人類の歴史で、鹿や動物など追いかけ、住むところが決まっていなかった狩猟社会をソサエティー1.0、お米をつくり住むところが決まった農耕社会をソサエティー2.0、水蒸気を使い、石油などを中心とて工業を中心とした社会をソサエティー3.0、インターネットやSNSの発展した情報社会をソサエティー4.0と分類しています。そしてこれからの新たな社会を指すもので、AIを活用してサイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムで人間中心の未来の社会の姿をソサエティー5.0と言います。
 例えば、旅行に行きたいと思います。(左上)でも計画が面倒・渋滞は嫌・天気が心配・事故も怖い・でも楽しい所で美味しいものを食べたいと車に話します。すると、AIがすぐに、天候や宿泊施設・など検索して、自動的に天気の良い日に、混雑しないルートで、移動も楽に旅行ができるようになるという社会です。
 今年は2023年です。今から100年前は何時代でしょう。大正時代です。2年前大ブームとなった「鬼滅の刃」の舞台となった時代です。2023年の100年前の9月1日に何があったでしょうか?
 1923年、関東大震災が日本を襲い、大変な被害をもたらしました。今年はトルコとシリアで大変なことになっています。
過去を知ることは未来を知ることになります。校長先生と一緒に未来を想像してみましょう。その昔、住む所は地面に小屋を建てていました。今では高層マンションが建っていますが、これからはどうなるでしょう。空中の家や水中の家、地面の中に家ができるでしょう。また、空にきらめく星に移り住むかもしれません。国際宇宙ステーションがすでに飛んで地球の周りを回っています。
 食べ物はどうでしょう。今は野菜や動物・植物のいのちをいただき、食べていますが、未来はコオロギなど昆虫食も研究がなされています。バイオの植物栽培も進んで、動物も研究実験がなされサプリメントや注射により栄養補給をすることがさらに進むでしょう。体にいいものを選ぶことが大事です。
 人々の服装はどうなるでしょうか。サーフィンスーツや宇宙服のように全身を覆うもの、水中で呼吸のできるスーツや空気のない世界でも生活できる服が出てくるでしょう。
 人は便利さを求めます。小さくてコンパクトになり、持ち運びのしやすいものや軽いものを求めていきます。23★ほんの80年前に世界最初のコンピュータ「エニアック」ができました。1台の大きさは教室くらいの大きさでした。
 ところが、今はタブレットの大きさになって令和の小学生は全員もっています。車はもちろん空を飛び、ポケットに入るカプセルタイプの車も発明されるでしょう。
 22世紀ドラえもんの時代まであと78年です。今の一年生は7歳。今の六年生は12歳とすると、78年後、一年生は85歳に、六年生は90歳になっています。
 この時代は、ロボットと散歩し、ロボットに乗って出かける時代。一人一台のスマホ機能のある人型で車にも飛行機にもなる携帯用ロボットと生活する時代になっているかもしれません。
 そんなドラえもんを作るのは君たちです。ドラえもんを使うのは君たちの子供や孫たちが遊びます。
 君たちは、歴史に残る2020年から2022年のコロナ3年間で、人とコミュニケーションをとることの大切さやいのちの尊さを知った人たちです。
 なぜだろう。どうしてだろうと疑問に思い、調べ、物事を知ることが知識といいます。「どうして、雷は光るのか、知っていますか?」「電気はどうして発電するのか、知っていますか?」疑問に思うことがまず大事です。このことを知っていると電気を有効に使うことができます。これが知恵です。
 これからのエネルギーは電気と水素と言われています。
これから22世紀にむけて、「これは、何のためにするのか」「これをしたらどうなるのか」といつも自分の問いかけることが大切です。知識を知恵にかえることが大切です。
 小学生のころ女の先生が「知識は人を裏切らない、勉強したことはだれにも奪われないし、盗まれない」と教えてくれました。
 小学生や中学生のうちに知っておかなくてはいけないことをきちんと知り、生きる力を身につけ22世紀に向け生きていきましょう。

20230206 朝礼 校長先生の話

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 「人間が一番うれしいことはなんだろう? 長い間、ぼくは考えてきた。そして結局、人が一番うれしいのは、人を喜ばせることだということがわかりました。実に単純なことです。人は人を喜ばせることが一番うれしい」・・・やなせたかしの言葉から
 おはようございます。今日は校長先生の大好きな作家とその作品を紹介します。その人はやなせたかしさんです。
 校長先生は、どうして学校の先生を続けたいって思ったんだろう?何が楽しいんだろう?ってずっと考えていました。小学生・中学生の時、尊敬する先生に出会って「あんな先生になりたいな」と学校の先生になりました。
 でも、本当に先生として楽しいのはどんな時だろうってずうっと考えてました。その答えが出たのが「跳び箱を飛べない子が、出来るようになったとき」太陽みたいなその笑顔を見てうれしいって思いました。算数で「できた」「とけた」って喜んでいる子の笑顔を見たときうれしいって思いました。
 だから、やなせさんの「人は人を喜ばせることが一番うれしい」の言葉を読んだとき電気ショックのようにビビビッときました。ここで少し、やなせさんの人生を紹介します。
 やなせさんは、国語の教科書にも登場します。
 簡単にお話しすると1919年2月6日に東京で生まれました。今日が誕生日です。生きていれば104歳になります。新聞記者をしていたお父さんが5歳で亡くなり、母と別れ弟と高知県の伯父さん夫婦のもとで暮らしました。その後、東京でデザイナーになりますが、すぐに戦争にかりだされ、戦場にいくことになります。一日何十キロも歩かされたり、高熱にかかったりと大変な目にあいます。しかし、やなせさんが本当につらかったのは、食べるものがなく腹がへり、ひもじい空腹が一番苦しかったといいます。
 そして、戦争が終わって帰ってくるとたった一人の弟が戦争で亡くなっていました。絶望と悲しみにくれ、人は何のために生まれたのだろう?なぜ生きるのだろう?と悩みました。そんな時、道端でぼろぼろの服を着た兄と弟が一つのおにぎりを半分ずつ、ニコニコとほおばっているのを見たのです。「本当の幸せ、本当に強い人はおなかをすいている人に食べ物をあげる人だ」と「自分の分が減っても、人に喜びをあげる人だ、人を元気に生かす人だ」と気づいたのでした。その後も、漫画家になる夢をあきらめず、コツコツ続けました。どんな仕事も依頼があればして、「手のひらを太陽に」の歌も作詞しました。そしてついに54歳になって「あんぱんまん」を書いたのです。
 1973年のことでした。校長先生は10歳でした。顔を食べさせるなんてと、当時はいろいろな人が反対しました。でも、幼稚園の子や小学生の子どもたちから、そのキャラクターは大人気になっていったのでした。
アンパンマンの声を担当している戸田恵子さんは「アンパンマンは決して悪口を言わない」「バイキンマンのことをウザいとか、キモイなど悪く言ったことがない」とお話されました。これはやなせさんの考えだそうです。
 また、アンパンマンは、いきなりバイキンマンにアンパンチをしたりはしません。必ずバイキンマンや悪さをしている人に「やめるんだ」と注意し、説得警告をするそうです。その後、アンパンチをしますが、決して追いかけません。これもやなせさんの考えです。また、バイキンマンが困っているときは助けることもします。誰に対しても平等に助けるのがヒーローだからです。
 やなせさんの考えが形になって表れているのがアンパンの生き方です。
そんなやなせさんの言葉を紹介します。〇「絶望のとなりは希望です。」〇「生かされている」ことを知った時、生きる力がもっと湧いてくる。〇「チャンスは誰にでも平等にある。『どうせ、オレなんてダメだ』と言っている人は、チャンスをつかもうとしていないのではありませんか。」まだまだ、ほかに調べてみるとたくさんすごい言葉があります。
 今年2023年はアンパンマンが誕生して50周年になります。そのアンパンマンマーチには、やなせさんの気持ちが詰まっています。「そうだ うれしいんだ・生きる よろこび・たとえ 胸の傷がいたんでも
なんのために 生まれて・なにをして 生きるのか・こたえられないなんて・そんなのは いやだ!」
 アンパンマンは世界一弱くて、優しいヒーローだとやなせさんは言っています。そして、「そうだ おそれないで・みんなのために 愛と 勇気だけが ともだちさ・ああ アンパンマン やさしい 君は いけ!・ みんなの夢 まもるため」と優しい君は、だれもがアンパンマンと同じ優しいヒーローだといやなせさんは言っています。
 「人は人を喜ばせることが一番うれしい」 「ゴミだしたらお母さん喜ぶかな」「代わりに片付けたら妹は喜ぶかな」「これやったら兄ちゃん喜ぶかな」「くつそろえたら家族みんな喜ぶよな」と簡単なことでヒーローになれる。
 だから、アンパンマンは君だとやなせさんは言っています。本当の敵は「弱い心の自分」です。
 校長先生は、去年一年間たくさん師勝西小でアンパンマンの心をもった子に出会いました。野外学習で重いものをもってあげた子、修学旅行でやさしい言葉をかけている子、植物に声をかけ水をあげる子、低学年の面倒をみる高学年の子。車におじぎをする子、ろうかを静かに歩く子。元気よくあいさつしてくれる子。
 みんな同じく生きています。「生きているから、悲しいし、生きているから、うれしい」「時ははやく過ぎます。もう明けましておめでとうと言っていた一月は過ぎました。」「今を大切にし、自分に負けないで、いつも微笑んで生きる喜びをさがす」そんな師勝西小学校の人に育っていきましょう。

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