最新更新日:2024/05/23
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師勝西小 合言葉 「あ」あいさつを大切にする 「い」いのちを大切にする 「ち」ちえを育む

20220926 朝礼 校長先生の話

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 おはようございます
 運動会の練習、毎日頑張っていますね。スポーツの秋ですね。秋は読書の秋とも言います。
 最近、一年生や二年生の子がバッグをもって、校長室の前を歩いていきます。楽しそうに図書室から本を借りて帰ってきます。また今、六年生とお昼休みにお話しをしています。とても、校長先生は楽しい時間です。六年生の人ありがとう。その中で「校長先生のおすすめの本は何ですか」という質問があったのでお話したいと思います。
 先生が小学1年生の時、読んだ本で「力太郎」があります。岩手県に伝わる昔話です。
 大変なまけもので、お風呂に入るのも面倒なおじいさんとおばあさんがいました。ですから、体にたくさんの垢がたまっていました。「どれどれ、どのくらい垢がたまったかこすってみようかの」とそれはたくさん垢がでました。垢を捨てるのももったいないからと、垢を集めて人形にしたところ、その人形がしゃべりだしたのです。二人は、あんなにもなまけものだったのに、せっせと赤ちゃんのお世話をしだしたのです。その子の名前を力太郎と名付けました。力太郎はもりもり食べて、立派な若者に育ちました。ある日、力太郎が力比べの旅に出たいと言い出したので、金棒をもたせ旅に出してやりました。道中、お堂を軽々とかつぐ御堂っ子太郎と出会いました。二人はどちらが強いか力勝負になりました。力太郎の勝ちでした。力太郎と御堂っ子太郎が歩いていくと、大きな岩をかついでいる石っ子太郎と出会いました。力太郎と石っ子太郎はどちらが強いか力勝負になったのです。これも力太郎の勝ちでした。力太郎と御堂っ子太郎、石っ子太郎の三人は、ある村に着きました。ところが、村の長者と三人の娘が泣いています。どうしたのかと尋ねると「山の化け物が、村に降りてきて娘をつれて食べてしまう、今日は私の娘たちの番だ」と長者が言うのです。「それなら、その化け物を退治してやろう」と力太郎たちは言いました。夜になると化け物が現れました。アッという間に、御堂っ子太郎も石っ子太郎も化け物に飲み込まれてしまいました。驚いていると力太郎も足で踏み潰されてしまったのです。ところが・・・。この続きは、ぜひ読んでみてくださいね。
 小学5年生の時、感動した本は「レ・ミゼラブル」です。日本語版は「ああ無情」という本です。これはフランスの作家ビクトル・ユゴーが書いた小説です。25歳のジャンバルジャンは弟や妹のために、パンを一個盗んでしまいます。弟や妹たちが心配で4度も脱獄をし、19年もの長い間牢屋に入ってしまいます。ようやく牢から出たジャンは、人を信じられず、食べるものなく、町をさまよう中で、教会のミハエル神父に出会います。そして、食事やベッドを与えてもらいます。
 その夜、ジャンは食事で出た銀の皿を盗んで教会を抜け出ます。ところが、途中で憲兵につかまり銀の皿を問い詰められ、ミハエル神父の教会に連れて行かれます。すると神父は「この銀の皿は先ほどこの人にあげたものです。この銀の燭台(ろうそく立て)をお忘れしましたよ」というのです。ジャンは神父の許してくれる言葉どころか優しく包み込んでくれる愛情に心を打たれ、自分の行動を悔い、人を信じる気持ちになります。一生懸命働き、会社の社長や市長にまでなります。ところが、このジャンをずっと追い続けている警察官がいて。・・・この続きはぜひ読んでください。
 力太郎は人のために世話をすると良いことがある。レミゼラブルは「人の幸せとは何か」を読んでいて考えた本でした。この他にも、ズッコケ三人組シリーズやシャーロックホームズ、夢中になって読みました。おすすめの本です。
 本は、遠い世界の人々や昔の人と友達になることができます。いろいろな人の書いたものにふれることで、他の人の知識やしたこと・見たこと経験を自分のものとすることができます。
 自分にはない新しいものを、そこに発見することができ、幅広い考え方やいろいろなものの見方を身に付けることができます。今のうちにたくさんの本に触れ、たくさんの物事を知り、その中から自分の将来のやりたいこと、進むべき道を見つけてほしいと思います。
 本を読むことはとても楽しいことです。この秋、たくさんの本を読んでぜひ、楽しんでください。

20220912 朝礼 校長先生の話

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 おはようございます
 このシルエットは誰の影だか分かりますか?みんな大好きな有名なから揚げのお店の前に立っていますねそうです、カーネルサンダースおじいさんですね。
 10歳から働き始めて様々な仕事をしたおじいさん、苦労をかさね、やがて皆さんが知る、有名なフライド・チキンの創業者になりました。今日は、このおじいさんのことから少しお話します。
 「カーネル・サンダース」ことハーランド・デーヴィッド・サンダースは、今から132年前の1890年9月9日にアメリカのインディアナ州にある貧しい農家の長男として生まれました。
 5歳の時、お父さんが亡くなり、お母さんは缶詰工場で働きながら子供たちを育てました。一番お兄さんだったサンダースは、弟や妹たちの面倒を一生懸命に見ました。
 7歳のとき(小学2年生くらい)に、サンダースにとって人生にかかわる体験をします。それは、生まれて初めて一人で焼いたパンが上手にできたので、弟と妹を連れて5kmも離れた缶詰工場で働くお母さんに見せに行ったのです。お母さんも工場の女性たちも大喜び、嬉しそうに食べてくれたのです。カーネルは、この時「料理で人をしあわせにできる喜び」を知りました。
 カーネルは、貧乏な家を助けるために10歳(小学4年生くらい)から仕事をします。でも、幼いため仕事がうまくできずクビになります。でもこの時、お母さんから言われた言葉を、生涯忘れませんでした。それは、「仕事で大切なのは、ベストを尽くすこと」でした。その後、ペンキ塗りや鉄道員、色々とたくさんの仕事をしますが、うまくいかず苦難の連続でしたが、どんな仕事もお母さんの言葉を忠実に守り懸命に取り組みました。 
 やがて、ガソリンスタンドを任され、他の店にないサービスをしました。店は流行り、隣にカフェレストランをつくりました。レストランの人気メニューは「フライドチキン」。もっとおいしいフライドチキンをつくってお客さまを喜ばせたいと、研究を続け10年、ついにあのレシピを完成させ、大成功したのです。今日は一人のおじいさんのお話を先にしました。
 さて、来週の月曜日は敬老の日です。
 敬老の日は「多年にわたって社会につくしてきた年配者を敬愛し、長寿を祝う」日として、毎年9月の第3月曜日に定められた国民の休日です。
 以前は、敬老の日は9月15日に定められていました。でも、月曜日を祝日すれば3連休になるという理由で「ハッピーマンデー制度」が入り、今から19年前、2003年から毎年9月の第3月曜日になりました。
 この呼び方も、その昔は、「としよりの日」でした。それから「老人の日」に変わり、1966年には現在の「敬老の日」という呼び方になったのです。
 この「年長者を敬い、健康を願う」という考えの祝日は、日本だけでなくアメリカやカナダ、中国、韓国などにもあります。この敬老の日が来週の月曜日にあります。皆さんの中にも、おじいさんやおばあさんが家族や親戚でいる子もいるでしょう。また、地域でもお年寄りの方がいますね。そういった方々に「長生きしてください」「家族やみんなのために、ありがとう」という気持ちをもつ日です。
 まとめると、校長先生がみなさんに今日伝えたいことは、カーネルサンダースも皆さんと同じ、小学生くらいの時に「料理で人を幸せにできる喜び」を知り、お母さんの言葉「仕事で大切なのは、ベストを尽くすこと」を忘れないでいたからあの大成功があったこと。
 そして、9月19日は「敬老の日」。地域のお年寄り、おじいちゃんおばあちゃんに
「ありがとう」「長生きしてください」と素直に言える大人になりましょう、ということです。
 校長先生は皆さんの15年後、25年後の姿をとても楽しみにしています。
 思いやりのあふれる、心やさしい、お年寄りを大切にする師勝西小の人になってください。

20220901 始業式のお話

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 42日間の夏休みも終わりました。短かったかな、それとも長かったかな、
 今日から2学期がスタートします。夏休みは充実していましたか。
 校長先生は1学期終業式のとき、サイからゾウのお話をしました。覚えていますか?
この夏は3年ぶりに行動制限のない夏休みでした。先生は、福島県にある野口英世の記念館へ行ってきました。小学校4年生の時に、読書感想文に書いた野口英世をもう一度調べたかったからです。みなさんの中にも読んだ人がいるかもしれませんね。
 野口英世は貧しい農家に生まれ、1歳でいろりに落ち、左手に大火傷を負ってしまいました。指がすべてくっついてしまいますが、そのハンディキャップを克服してほぼ独学のみで医師となり、さらには細菌学者として一時は世界的な名声を得ました。
21世紀の現在に至るまで、日本では子供向けの偉人伝が多数刊行されており、医学研究者としては非常に知名度が高い人です。もうすぐ変わってしまいますが、2004年より発行されている千円札の肖像画にもなっている人です。知っている人も多いと思います。
 英世の言葉に「努力だ、勉強だ、それが天才だ。誰よりも、3倍、4倍、5倍勉強する者、それが天才だ。」という言葉があります。また、ナポレオンは三時間しか寝なかったといって、寝ずに研究をした努力の人でした。4年生の時感動したのを覚えています。
 この夏、校長先生も、おいしいもの食べるゾウ。英語の勉強するゾウ。本を10冊以上読むゾウ。と決めました。おいしいものは、東北の伊達政宗も食べたというずんだ餅を食べました。とても美味しく感動しました。英語の勉強するゾウは、毎日英語を聞いています。本を10冊以上読むゾウは残念ながら、8冊までしかできなかったので今も読んでいます。
 2学期が始まり、まだ コロナが広がっています。中には、風邪みたいだから大丈夫だという人もいます。しかし、そうではなく重症化する人や亡くなってしまう人、後遺症といってずっと頭が痛い人や咳が出ているも子どももいます。

 今日、皆さんの元気な顔を見ることができて、私はとても嬉しく思います。
二学期は77日です。
 運動会や校外へ出かける行事、集団で行動する行事がたくさんあります。
 皆さん一人ひとりが、さわやかな返事や元気なあいさつができ、行事だけでなく毎日の生活の中にも感動する心をもつように、みんなで心がけていきましょう。
 これで、二学期の始業式のお話を終わりにします。

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学校行事
4/5 入学式準備(新6年生)
4/6 入学式

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