最新更新日:2024/05/23
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師勝西小 合言葉 「あ」あいさつを大切にする 「い」いのちを大切にする 「ち」ちえを育む

20220720 1学期終業式 校長先生の話

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 明日からは、 待ちに待った、皆さんが楽しみにしている夏休みです。
 すてきな思い出ができるといいいですね。
 夏休み中の「きまり」や「めあて」については、この後の交通安全担当の風岡先生や生活安全担当の大城先生の話をしっかり聞いてくださいね。担任の先生やお家の方としっかりと確認し、守りましょう。 
 それが、皆さん一人一人の命や健康を守ることであり、楽しい夏休みにするための基本となります。
 校長先生からは、2年前にお話した「サイとぞう」のお話をもう一度します。
 さて、校長先生も小学生のころ、夏休みが楽しみでたまりませんでした。
 ドラえもんの漫画をみたり、名探偵シャーロックホームズの推理小説を読んだり、虫を取ったり、友達や家族とプールに行ったりしました。
でも、2年前の夏休み、今の6年生が4年生の時、5年生が3年生。4年生が2年生、3年生が初めて小学校の夏休みを経験する1年生の時のことです。
 コロナのせいで、夏休みが8月8日から8月22日の14日間しかありませんでした。   
 日曜日が2回きたらもう2学期の始まりでした。校長先生は、今でも残念で悔しくてたまりませんでした。
 ところが今年は、42日間もあります。
思いっきり遊んだり、思いっきり勉強したり、自分で計画を立てて、普段できないことをしてみてください。そこで、「夏休みに心掛けてほしいこと」をお話します。
 それは、「犀(サイ)ではなく、象(ゾウ)になろう。」です。
 ここで言う犀は動物の犀ではありません。お家の人から「早く起きなサイ。」「勉強しなサイ。」「片付けなサイ。」「ゲームをやめなサイ。」と言われてしまう「〜しなサイ。」の犀です。
 お家の人から、叱られて指示されるのではなく、お小言を言われてしまうサイにならないようにしようという意味です。では、ゾウはどんなゾウだと思いますか?
 もちろん、象も動物の象ではありません。「早く起きるゾウ。」「勉強するゾウ。」「片付けるゾウ。」「ゲームをやめるゾウ。」という自分から「〜するゾウ。」の象です。
 校長先生も今年の夏休みの目標は、3つのゾウを決めました。本を10冊よりたくさん読むゾウ。英語の勉強するゾウ、おいしいもの食べるゾウ、と決めています。
みんなも目標を決めてくださいね。夏休み中は、お家の人から言われてからするのではなく。
 「自分の力でやり遂げるうれしさや自信」を感じてほしいと思います。
 師勝西小学校の皆さんならできると思います。ぜひ、頑張ってください。
 それでは、2学期の始業式に、どの子も元気で笑顔で会えることを楽しみにしています。これで校長先生の話を終わります。

20220704 朝礼の話 正義と勇気と責任感

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 校長先生は、君たちが大好きです。君たちには夢があり、希望があり、未来がある。グングン大空へ向かって成長する若い竹のような可能性がある、混乱と不幸のこの世界を、だれもが幸福を満喫できる理想的な社会に変えていけるすごい力がある。君たちには、この先どんな大変なことがあっても乗り越えて、たくましく成長していってほしいと願う気持ちで一杯です。
 今日は、昔、校長先生が5年生くらいの頃、尊敬する先生に教えてもらったお話をします。
 1年生から3年生には少し難しいかもしれません。5年生の校長先生は「今、ぼくたちにとって、何が最も大切だと思いますか」と聞きました。その先生は、こう教えてくれました「今、最も大切なもの、失ってはならないものは、生命を大切にした正義感だよ。誰が反対しようと正しいと信じたことはどこまでも貫いていけるような人になってほしいな。
 イギリスの有名な政治家にグラッドストンという人がいてね。彼は後に4回も首相になった人で、誰からも尊敬を集めた偉大な人なんだ。彼がイートン中学校にいた時、ある他の生徒が一人の教師を憎んで、学校でストライキを起こした。みんなを扇動して騒ぎを起こした。ところが、グラッドストンだけは、そんなことはストライキの理由にならないと言って、たった一人で反対したんだよ。「多数の意見には従うべきだ」と非難が彼に集中し、中には乱暴までする生徒がでた。でも、グラッドストンは最後まで主張を曲げず、ついにストライキを中止させた。
 多数決で決まったことは従うのがむしろ当然だけど、しかし、きちんと議論を尽くした後での多数決ではなかった。日本には、その場ですこしぐらい嫌だなとと思っても、何も言わず力の強い人から言われて、黙って従ってしまう「長いものには巻かれろ」という日本独特の考え方がある。これはよくない。校長先生もその時、「そうだな」と思い、そしてそれは悲しいことだとも思いました。
 これからの時代を背負っていく君たちは正しいと思ったことはどこまでも貫いていける人であって欲しいです。自分の主義、主張をどうどうと貫徹できる人こそ、人間として最も立派な人だと思うからです。
 次に、大切なのは勇気です。勇気と正義感は一体のものです。どれほど正義感が強くても勇気がなければその正義感を実現することはできません。グラッドストンもストライキを中止させることができたのは、彼に勇気があったからです。もし自分一人では心細いと思って、勇敢に反対意見を貫かなかったら、心の中でストライキに反対しても実際に中止させることはできなかったでしょう。  
 ただし、正義感のない勇気は単なる蛮勇(野蛮な勇気)というにすぎません。ストライキを起こした生徒も勇気があるといえばあるでしょう。しかしそれは間違った勇気であり、本当の勇気ではありません。先頭に立って皆をリードし、勇気があるように見える人がいるでしょうが、それが自分のためであったり、正しくないことのために皆を引っ張っていくのであったりすれば、決して勇気ある人とは言えないのです。
 この正義・勇気ということは責任感に通じます。深い責任感であればあるほど正義感が生まれ、勇気がわくといえるでしょう。クラスをよくしていこうという責任感が強い人は、皆で決めたことはきちんと守るものですし、クラスのことを率先してやるはずです。    
 そして、もしそれを破る人がいれば間違いを注意することでしょう。それは正義の主張ですし、その行動は勇気ある行動でもあります。責任感のない人は、正しくない行動をする人がいても、見て見ないふりをするにちがいありません。
 ところで、正義感・勇気・責任感と言ってもいろいろな種類があります。その中でも、校長先生は人間の生命をなによりも大事にし、守りきることこそ、最大の正義・勇気・責任であると思います。
 平和も幸福も、自由も、平等も、生命を最も尊厳なものと考え、人間性をすべてに優先して尊重するところに、どんなものにも壊されない固くて強い心の基盤になると思います。
 グラッドストンに負けないよう、この人にできて、皆にできないことはありません。生命を大切に思い、人のためにがんばる、師勝西小の子に育ってくださいね。

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