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師勝西小 合言葉 「あ」あいさつを大切にする 「い」いのちを大切にする 「ち」ちえを育む

20220912 朝礼 校長先生の話

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 おはようございます
 このシルエットは誰の影だか分かりますか?みんな大好きな有名なから揚げのお店の前に立っていますねそうです、カーネルサンダースおじいさんですね。
 10歳から働き始めて様々な仕事をしたおじいさん、苦労をかさね、やがて皆さんが知る、有名なフライド・チキンの創業者になりました。今日は、このおじいさんのことから少しお話します。
 「カーネル・サンダース」ことハーランド・デーヴィッド・サンダースは、今から132年前の1890年9月9日にアメリカのインディアナ州にある貧しい農家の長男として生まれました。
 5歳の時、お父さんが亡くなり、お母さんは缶詰工場で働きながら子供たちを育てました。一番お兄さんだったサンダースは、弟や妹たちの面倒を一生懸命に見ました。
 7歳のとき(小学2年生くらい)に、サンダースにとって人生にかかわる体験をします。それは、生まれて初めて一人で焼いたパンが上手にできたので、弟と妹を連れて5kmも離れた缶詰工場で働くお母さんに見せに行ったのです。お母さんも工場の女性たちも大喜び、嬉しそうに食べてくれたのです。カーネルは、この時「料理で人をしあわせにできる喜び」を知りました。
 カーネルは、貧乏な家を助けるために10歳(小学4年生くらい)から仕事をします。でも、幼いため仕事がうまくできずクビになります。でもこの時、お母さんから言われた言葉を、生涯忘れませんでした。それは、「仕事で大切なのは、ベストを尽くすこと」でした。その後、ペンキ塗りや鉄道員、色々とたくさんの仕事をしますが、うまくいかず苦難の連続でしたが、どんな仕事もお母さんの言葉を忠実に守り懸命に取り組みました。 
 やがて、ガソリンスタンドを任され、他の店にないサービスをしました。店は流行り、隣にカフェレストランをつくりました。レストランの人気メニューは「フライドチキン」。もっとおいしいフライドチキンをつくってお客さまを喜ばせたいと、研究を続け10年、ついにあのレシピを完成させ、大成功したのです。今日は一人のおじいさんのお話を先にしました。
 さて、来週の月曜日は敬老の日です。
 敬老の日は「多年にわたって社会につくしてきた年配者を敬愛し、長寿を祝う」日として、毎年9月の第3月曜日に定められた国民の休日です。
 以前は、敬老の日は9月15日に定められていました。でも、月曜日を祝日すれば3連休になるという理由で「ハッピーマンデー制度」が入り、今から19年前、2003年から毎年9月の第3月曜日になりました。
 この呼び方も、その昔は、「としよりの日」でした。それから「老人の日」に変わり、1966年には現在の「敬老の日」という呼び方になったのです。
 この「年長者を敬い、健康を願う」という考えの祝日は、日本だけでなくアメリカやカナダ、中国、韓国などにもあります。この敬老の日が来週の月曜日にあります。皆さんの中にも、おじいさんやおばあさんが家族や親戚でいる子もいるでしょう。また、地域でもお年寄りの方がいますね。そういった方々に「長生きしてください」「家族やみんなのために、ありがとう」という気持ちをもつ日です。
 まとめると、校長先生がみなさんに今日伝えたいことは、カーネルサンダースも皆さんと同じ、小学生くらいの時に「料理で人を幸せにできる喜び」を知り、お母さんの言葉「仕事で大切なのは、ベストを尽くすこと」を忘れないでいたからあの大成功があったこと。
 そして、9月19日は「敬老の日」。地域のお年寄り、おじいちゃんおばあちゃんに
「ありがとう」「長生きしてください」と素直に言える大人になりましょう、ということです。
 校長先生は皆さんの15年後、25年後の姿をとても楽しみにしています。
 思いやりのあふれる、心やさしい、お年寄りを大切にする師勝西小の人になってください。

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