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最新更新日:2024/06/14 |
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20220620 校長先生のお話 宇宙と時間![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日は、宇宙と時間についてお話したいと思います。校長先生は、みなさんが15年後・25年後に世界のリーダー・未来のリーダーになることをとても楽しみにしています。それは、何も他の国々や外国で活躍するという意味だけではありません。 もちろん、地球という星に生まれた私たちです。宇宙船地球号に乗っているのと同じです。一つの船に乗っている人たちがけんかをしたり、船を汚したりしては困ってしまいます。だから、この地球号の上で戦争があったり、環境汚染があったりしては困るのです。ずっと続けて住みやすい星にしていこう、世界にしていこうという考え方を、何と言うか知っていますね。6月6日の朝礼でそのゴールのお話を紹介しました。 SDGsですね。さて太陽は東から昇って西に沈みます。そう見えますが実際は違います。 わたしたちの地球という星は、毎日、コマのように一回転しています。これを自転と言います。 コマのように回りながら、太陽の周りをぐるりと一周まわっています。これを公転と言います。 昔の人は、自転で一回転するのを1日と決めました。公転を1年と決めました。1年で月が12回、満月になることから、1年を12の月に分けたのです。大昔、メソポタミアという所に住んでいた人たちが、最初に時刻(時を刻む)を決めました。1日を12に分けたのでした。そして、エジプトに住んでいた人たちが、1日を夜と昼に分けて、昼は12時間、夜は12時間で、1日は合計24時間になりました。これが1日はなぜ、24時間なのかの理由です。24時間は、地球という星の1日の一回転のことです。太陽が出て、沈みまた、出てくるまでです。 宇宙には、太陽の周りをまわる星が他にもあります。8個ありこれを惑星といいます。惑星はそれぞれ自転をしています。太陽から近い順に、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星です。実際の大きさはこんなに違います。それぞれの自転にどれくらいの時間がかかるか、調べてみました。 地球の1日を基とすると、水星は58日、金星は243日となり火星は同じく1日で一回転します。 木星は10時間、土星は10時間、天王星は17時間、海王星は16時間で一回転するのです。 この画面を見てみましょう。地球の一回転に比べ、火星はほぼ同じですが、木星の方はず いぶん早く回っていますね。地球に比べ、木星は倍近くの速さで一回転します。 つまり、地球の人と同じ人が木星にいるとすると、地球で1日過ごした時間は、木星では2日経っていることになります。 同じように地球の人と同じ人が金星にいるとすると、地球で240日過ごすと、金星では、ようやく1日過ぎたことになります。金星の方から考えると、金星で3日過ぎたら地球では2年も経ってしまっていることになります。まるで浦島太郎の竜宮城での3日間が何年もたっていたかのようですね。 一日とか一年というのは、星によって過ぎるのが違うのです。 地球上で小学4年生は10歳ですが、木星上で小学4年生は24歳になります。でも金星では、生まれて15日目になります。 みんなが宇宙に出かける日は、そんなに遠くないです。今は、よく分からないかもしれません。 未来は君たちのものです。そのためには、今は勉強が大事です。頭の中を鍛えることです。漢字が読めないと役立つ本が読めません。お手本になる本や図鑑や事典がたくさんあります。知らないことを知るのは楽しいです。計算ができないと長さや重さが分かりません。特にお金は困ってしまいます。英語や外国語ができないと他の国の人と言葉が通じません。でも心配しないで、アメリカでは3歳の子も英語を話すことができるのだから、君にできない訳がありません。できない、と思うことが自分をできなくするのです。 何でもあきらめないで練習です。繰り返しの練習です。そして、学校でしかできない一番大切なことは、人となかよくする練習です。これが一番、難しい勉強です。思いやりです。 知恵をうむために、本を読みましょう・知識を身につけましょう。勉強しましょう。 みなさんにできないことはありません。世界のことを知り、知識を知恵にかえて、人のためにはたらく、師勝西小の子に育ってくださいね。 これで校長先生のお話を終わります。 |
北名古屋市立師勝西小学校
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