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最新更新日:2024/06/19 |
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朝礼の話 人間の価値 1109
おはようございます
今日は、私の自慢の6年生の話をします。 6年生は、この学校に5年以上も通い続けています。班長として、最高学年としてみんなの命を守ってくれています。立派な6年生がいるある班はきちんと整列をして学校にきます。特に登校の時、その6年生は、横断歩道を渡った後、みんなが渡り終るまで待ってくれた車に、必ずぺこりとお辞儀をしています。 低学年に「手をあげてね。車に分かるようにしてね。」と声をかけてくれます。 朝だけでなく、昼の時間。ある6年生は「校長先生、こんにちは」と笑顔で気持ちの良い挨拶をしてくれます。また、校長室を掃除してくれている6年生がいます。静かに校長室のテーブルやいす、絨緞や棚をきれいにしてくれます。そして、校長室に入る時には、ノックをした後にきちんと挨拶をして入ってきます。とても礼儀正しいです。美化・給食・図書・放送・スポーツ・保健・園芸・掲示・生活・チョボラ・企画の委員会があります。委員会の仕事を、6年生はみんなのためにしてくれています。責任をもってやってくれます。6年生は、学校の顔です。自慢の6年生です。値打ちのある6年生です。価値ある6年生です。人間の価値について考えてみましょう。価値とは値打ち、その人のレベルとも言えるでしょう。 想像してください。 今、ここに1000円札と1万円札があります。立派な子には、お年玉としてあげたいなあ。 さあ、キミはどちらがほしいですか?手を挙げてください。1000円札の人?(間)1万円札の人? やはり、1万円札の人の方が多いですね。どちらもお金ですよ。一緒じゃないのですか。 どちらもただの紙ですよ、どちらも火をつけると燃えてしまいますよ。(だめですよ!燃やしたら)紙という点では、一緒ですよ。どうして、1万円札の方がいいんでしょうか。 それは、キミが「価値がある方」を知っているからです。 1万円札の方が、値打ちがあり、他の物を買うことができます。便利な物をたくさん手に入れられることを知っているからです。つまり、お札の「レベルが高い方」「値打ち」を知っているからです。 この「値打ち・レベル」のことを難しい言葉で「価値」といいます。 人間も同じです。みんな同じ人間です。6年生はどこの小学校にもいます。でも、挨拶のできる子とできない子、人にやさしくできる子とできない子、どちらが人間のレベルが高いでしょう。 師勝西小学校の6年生は「人間のレベルが高い」のです。 しかし、校長先生が望んでいるのは、もっとレベルの高い人間です。もっと値打ちのある人間です。もっと真の価値のある人間です。キミは、まだ子どもです。キミには未来が待っています。夢があり、希望があります。だから、もっともっとレベルを上げて欲しいのです。 学習も九九をすらすら言える子、計算が速く正確にできる子、スポーツは下手だけど一生懸命する子、人にやさしい言葉をかけられる子、みんな最初から誰もできません。みんな赤ちゃんだったのですから。 だから、練習するのです。みんなでレベルを上げようと頑張るのです。それが学校の良いところです。 どの学年も6年生を見習って、まねをしていきましょう。6年生はもっと価値を高めてくださいね。 どの子も、価値ある人間です。校長先生には大切な宝物です。15年後が楽しみです。 「価値の高い人間 レベルの高い 師勝西小」をみんなでつくっていきましょう。 |
北名古屋市立師勝西小学校
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