最新更新日:2024/06/19
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師勝西小 合言葉 「あ」あいさつを大切にする 「い」いのちを大切にする 「ち」ちえを育む

朝礼の話 瞑想とマラソン 0907

 おはようございます。
 今日は、二つお話をしたいと思います。
◎一つ目は、<瞑想について>です。
先週、担任の先生方にお願いをしました。それは、<瞑想>です。
「目をつぶって、自分の呼吸に気付かせてください」とお願いをしました。鬼滅の刃でも呼吸を意識しています。呼吸は大事ですね。呼とは息をはくこと、吸とは息をすうことです。
カナダの学校で9歳の子どもたちに4か月間、瞑想の実験をしたところ算数の成績が、瞑想したグループとしないグループを比べると15%も高いスコアがでたそうです。
さらに、瞑想した子どもたちは、学習や気持ちのコントロール・プラス思考や思いやりなどすべてに優れた数値が出たそうです。それだけじゃなく、うつ病や不眠・不安をやわらげる効果もあるようです。リラックスして「呼吸を意識してみましましょうね」(Dr.久賀谷亮氏の先端脳科学研究より)
では、みんなでやってみましょう。「合図があるまで、目を閉じます」・「目を閉じて、背筋をのばし、ゆっくり息を吐いて」・「吸って・止めて」・「吐いて」・「呼吸に注意をむけます」・「続けて…1分間」「やめて」、どうでしたか?呼吸を意識するのはとても大事ですよ。静かに落ち着いた生活をしましょうね。クラスみんなの呼吸を合わせましょう。物事をなしとげるには呼吸が大事です。
綱引きもおみこしも呼吸が合わないとできません。今は、学校みんなで呼吸が合いましたね。
◎二つ目のお話は、<マラソンについて>です。9月になると思い出します。
東京オリンピックが今年から来年になりました。その種目に、マラソンがあります。
マラソンの名前は「マラトンの戦い」からきています。今から2510年前の9月。紀元前490年ペルシャ帝国という大きな国がギリシャという小さな国を攻めました。1度負けた小さなギリシャの国は、絶体絶命でした。ところが、知恵をだし作戦を立て「マラトン」という海岸で大勝利をしたのです。その時、マラトン海岸からみんなが待っているギリシャの都市アテネに報告に走った伝令者がいたのです。フェイディピデスという男です。彼は、40キロもあるアテネまで走り通し、ギリシャ語で大勝利の「良い知らせ」という意味の短い言葉「エワンゲリオン」と叫んで、絶命・亡くなったのです。それが9月12日のことです。
 その後、平和のために1896年第1回のオリンピック大会が近代オリンピックの父クーベルタンらによってアテネで開催され、その時からマラソンが種目となっています。124年間です。
 さて、フェイディピデスがしたこと、マラソンが意味するものは何でしょう?
 それは「途中で中止しないで、最後まで走り通して、使命である報告をした」ということと、知恵を出し「できるだけ時間を短縮して、速く報告した」ことだと言えます。
 私たちの生活であてはめると、例えば、算数で言えば、「問題を最後まで全部解くことと、間違いなく速く解くこと」。掃除で言えば、「教室の隅々まで全部することと、きれいに早く仕上げること」だと思います。
 人間は、しなくちゃいけないことは、はじめは頑張ります。でも、途中で嫌気がさして、投げ出したくなるのが多いものです。この時、がまんして、最後まで成し遂げるためには、「強い精神力」が必要です。そして、「質を高める・どうやったら効果的に」という知恵が必要です。
 今週からあいさつ週間も始まります。どんなことにも挑戦し、
「最後までやりとげる ちえをだす 師勝西小」をみんなでつくっていきましょう。

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