門出式の前、卒業生からお世話になった学年の先生方に花束のプレゼント。学年主任の先生の「じゃあ、行くぞ」の声で、門出式が始まりました。先生方や在校生、保護者の拍手の中、担任の先生とともに卒業生は学び舎を巣立っていきました。

　式後、３年生の教室では最後の学活。担任の先生から卒業証書が手渡され、その後どのクラスも、思い出の合唱コンクール自由曲を、担任の先生とともに歌いました。忘れたくない教室の風景を目に焼き付けながら。

　式が終わり、卒業生からのお礼の合唱。胸を張って感謝を伝える男子代表、涙を目に浮かべながらしっかりと曲紹介をした女子代表。『あなたへ〜旅立ちに寄せるメッセージ』は、男声の迫力ある歌声と、女声の伸びやかな歌声が重なり合い、素晴らしいハーモニーとなって場内を包み込みました。歌の途中、涙を流す卒業生。素晴らしい合唱に、我を忘れて聞き入る在校生。合唱が終わった瞬間、万雷の拍手が卒業生に送られました。感動の涙を浮かべた先生方とともに、卒業生は胸を張って、式場をあとにしました。

　卒業の歌『旅立ちの日に』、送別の歌『希望という名の花を』。卒業生の目から、感動と惜別の涙がこぼれました。

　卒業記念品として、電波時計30台を寄贈していただきました。大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
　在校生送別の辞には、卒業生への感謝の気持ちと、いつかその背中に追いつき、追い越したい、という決意が込められていました。卒業生答辞には、これまで支えてくださった周りの人への感謝の気持ちが満ち溢れていました。

　校長式辞の中で、校長先生からのお話。「心の温かい学年でした。周りの支えがあって今日の日を迎えることが出来たことを忘れないでください。」で始まり、「卒業生へ、３つのメッセージを送ります。
・常に挑戦者として努力を惜しまないでほしい。
・いつも感謝の気持ちを忘れないでほしい。
・命を大切にしてほしい。」と続けられました。
　教育委員会告示では、加藤教育委員様から「『雨だれ石を穿つ』と言うことわざがあります。わずかな力でも、毎日積み重ねれば大きな力になる、という意味です。ぜひ、自分の目標に向かって努力し、社会で活躍してください。」と激励の言葉をいただきました。
　来賓祝辞では、ＰＴＡ会長さんから「これから別々の道に進んでも、中学校で出会った友を大切にしてほしい。そして、可能性を信じて、夢に向かって進んでほしい。」と激励の言葉をいただきました。どのお話も、卒業生の心に刻まれたことでしょう。

　卒業証書授与です。担任の先生に名前を呼ばれて、「はい」の声もりりしく、校長先生の前に立ちます。緊張で手が震える生徒もいましたが、校長先生から声をかけられ、ニコッと返す姿がほほえましく映りました。早くも涙を浮かべる生徒がいれば、立派に巣立つ生徒の姿に涙を浮かべる先生もいました。一人ひとり、胸を張って、育ててくれた保護者に視線を向け、壇上から降りていきました。

　昨日の雨が嘘のような真っ青な空。吹く風に春の温かさを感じる今日、第45回卒業証書授与式を行いました。登校した3年生は、昇降口で下級生からリボンをつけてもらい、教室に入りました。担任の先生と過ごす最後の１日。いつも笑顔があふれる教室も、今日はどこか静かで、机上に置かれた学校新聞を読んでいました。その後、視聴覚室で最後の合唱練習。すでに涙を流す担任の先生の姿もありました。声がかかり、渡り廊下に移動。3年生は、緊張の中にも決意を秘めた表情で、胸をはって、大勢の来賓の皆さんや保護者、在校生の拍手の中入場しました。

　体育館で行われた最後の学年集会。先生方から、卒業する3年生に心のこもったメッセージが送られました。先生方の熱い思いに、目に涙を浮かべる生徒、真剣に聞き入る生徒。そんな生徒の姿に、言葉が詰まる先生方。とっても温かい空気が流れました。最後に先生方から、サプライズで歌のプレゼント。『奏』を合唱しました。そして、3年生は明日に向けて仕上げの合唱練習。明日、どんな合唱を聴かせてくれるのか楽しみです。

　続いての時間は、学級レク。当初の計画では外で遊ぼうということだったようですが、あいにくの雨模様に、急きょ各教室で行うこととなりました。トランプゲームに興じるクラス、担任の先生との語らいの時間になったクラス、それぞれに笑顔がいっぱい見られました。

　3年生の登校も、残り2日。今日は、朝から学級や学年で過ごす時間が続きました。朝は、待ちに待った卒業アルバムの配布。皆、ワクワクしながら食い入るようにアルバムをめくっていました。その後、恒例のサイン会。ともに過ごした仲間と語り合いながら、お互いのアルバムにメッセージを書き込んでいました。

　3年生美術恒例の「階段アート」です。クラスで選ばれた原画をもとに、全員で分担して絵を完成しました。今年もなかなかの出来栄えとなりました。
　まずは、３Ａの階段アートです。クラス全員、笑顔で写真に納まりました。

　３Ｂの階段アートです。級訓をモチーフにしています。

　３Ｃの階段アートです。作品の中に横たわっているのはいったい誰？

　来週の卒業式に向けて、本日全校生徒が体育館に集まり、卒業式予行を行いました。本番さながらの緊張感のもと、卒業証書授与から始まりました。卒業生の立ち振る舞いは立派でしたが、返事はもう少し練習が必要です。
　教頭先生からは、次のようなお話がありました。「百十六名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。先生は、皆さんとともに、白木中学校に赴任しました。あれから３年、今壇上から皆さんの顔を見ると、皆さん一人ひとりについて、思い出がよみがえります。さて、まもなく白木中学校を巣立つ皆さんに、先生から最後のメッセージを送ります。
　全てはより良いことのために起こる

全てはより良いことのために起こる
辛くて苦しい日々、
その日々には必ず意味がある
人の心の痛みがわかるようになる
心の大きい人になる

置かれている環境がどんなに厳しくとも
その環境には、必ず意味がある
人として成長することが出来るようになる
感動を与えられる人になる

人生、意味のないことは起こらない
起きたことに一喜一憂するのではなく
起きた意味を考える
全ては、自分が幸せになるために
起こっているのだから。

　私自身ふり返ってみれば、人生の大半は、乗り越えることが困難に感じる「壁」の連続でした。しかし、豊山町出身のメジャーリーガー「イチロー選手」は言います。
「壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁がある時はチャンスだと思っている。」
　皆さんは「幸せになるために」生まれてきたのです。皆さんが壁を乗り越えた先には、必ず幸せが待っています。皆さんには、ぜひ困難な壁に背を向けず、挑み続ける人生を歩んでほしいと思います。
　ただ、人は一人では幸せになれません。周囲の支えがあればこそ、幸せになれるのです。ですから、自分の幸せばかり追い求めるのではなく、それ以上に、周りの人を幸せにできる存在になってほしいと思います。相手の心の痛みが分かる、相手の辛い気持ちに寄り添える、相手の喜びを自分の喜びのように感じられる、皆さん一人ひとりがそんな存在になれたなら、皆さんの周りから幸せの輪が広がっていくことでしょう。
　皆さんの幸せな人生を心から願い、先生からのメッセージとします。」
　卒業式当日、胸を張って巣立つ卒業生の姿を期待しています。

　本日午後、生徒会主催の「卒業生を送る会」が行われました。
　前半は2年生による思い出劇とスライド上映がありました。懐かしい学校生活が思い出される発表となりました。「何事にも全力」の2年生らしい発表でした。部活動ごとのメッセージでは、後輩の言葉に涙を浮かべる3年生の姿もみられました。
　後半は、3年生からお世話になった先生方へのお礼の言葉や、サプライズで「３月９日」の合唱がありました。笑いあり、涙ありのあたたかい会となりました。
　会の後、3年主任の先生から生徒会執行部と1・2年生に感謝の言葉がありました。大勢の3年生保護者の皆様にも参観していただきました。ありがとうございました。
　次は、卒業式で立派な姿を見せてほしいと思います。

送る会の続きです。

送る会の続きです。

　２４日（土）、健康ドームで行われた児童館主催の卓球交流会に本校卓球部がボランティアとして参加しました。
　前半は審判として活動しました。後半以降、低学年の子どもたちとラリーを楽しんだり、高学年の子どもたちと真剣勝負をしたりと、卓球を通してふれあうことができました。スポーツを通して地域社会に貢献できたことを嬉しく思います。

　本日から、卒業式の練習スタート。第4時限に、2年生が体育館の会場準備を手伝ってくれました。そして午後、1・2年生の練習、3年生の練習と続けて行いました。教務主任の先生から、卒業式の心がまえについてお話を聴き、気持ちをひきしめて練習に取り組みました。
　またST後は、1・2年生が来週行われる卒業生を送る会の練習。3年生のために心を込めた会にしようと、一生懸命な様子が見られました。